マフラー 襟巻き

縮んでしまったマフラーの修理

レオパードキャットのマフラー。他の衣類に紛れて誤って洗濯機で洗ってしまったそうです。その後約一年経過し、当店に問い合わせいただきました。マフラーの画像をお送りいただき、拝見した時点では、何とも難しそうな感じでしたが、実際に現物を見てみないと判断が出来ませんので、お送りいただきチャレンジしてみました。裏地を見る限り(裏地は縮まない為)相当収縮していて、毛皮は皮部分が水分を吸って乾燥し、縮んで硬化している状況、依頼者様に了承を得て、元通りの大きさにはならないが、可能な限り復元し、柔らかさも元の風合いに近づくように修理しました。

 

もう一度毛皮裏の皮部分に水分を十分に含ませて伸ばすのですが、伸ばすにも限界があり、破れてしまいますので、丁度良い所を見極めつつサイズを決定。元の物より幅、長さとも小さくはなりましたが、それでもマフラーとしては、十分使用可能な大きさでしたので、裏地は再利用して付け直し、完成しました。

同じようなケースが全てお直し可能な訳ではありませんが、ご自分で何かなさる前に是非ご相談いただきたいです。

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